[JP] 韓国 技術創業ビザ D-8-4|OASISスタートアップ点数制は必要?渡韓前に準備すること
![]() |
| 韓国で技術創業を準備する外国人起業家が、OASISプログラムとD-8-4ビザの準備について打ち合わせをしているイメージです。 |
「韓国で技術系スタートアップを立ち上げたい。D-8-4ビザを申請する前に、OASISの点数は必要なのでしょうか。」
海外で起業を準備している人の多くは、「良いビジネスアイデアがあれば申請できる」と考えがちです。
しかし、韓国のD-8-4技術創業ビザは、公式の創業移民点数制度を前提として運用されています。
そのため、出国前に「自分はどのように点数を満たすのか」を理解しておくことが、韓国到着後の準備を大きく左右します.
D-8-4技術創業ビザではOASISの点数が必要?
多くの人が最初に気になるのが、この質問です。
「OASISを受講しなければD-8-4ビザは取れないのでしょうか。」
実際には、この質問よりも先に確認すべきことがあります。
公的案内
D-8-4技術創業ビザは、韓国で技術を基盤とした事業を設立する外国人起業家のための在留資格です。
申請者は、一般に次のような要件を満たす必要があります。
- 学歴などの資格要件、または認められた資格要件
- 韓国法人の設立
- 創業移民点数制度で60点以上
- 点数制度における必須項目を1つ以上満たすこと
OASIS(Overall Assistance for Startup Immigration System:韓国政府の創業移民支援プログラム)は、外国人起業家が点数を取得する代表的な方法の一つです。
わかりやすく言うと
本当に考えるべき質問は、
「OASISを受講する必要があるか」
ではありません。
「自分はD-8-4申請に必要な点数を、どの方法で満たすのか」
です。
OASISは単なる創業セミナーではなく、会社設立を準備する過程で点数を積み上げる代表的な制度の一つです。
OASISを受講すればD-8-4の条件を満たせる?
「とりあえずOASISに申し込めば大丈夫」と考える人もいます。
しかし、制度はそれほど単純ではありません。
公的案内
OASISは、複数の教育・創業支援プログラムで構成されています。
各プログラムを修了すると、それぞれ定められた点数が付与されます。
すべての申請者が同じプログラムを受講するわけではなく、不足している点数や本人の経歴に応じて組み合わせが変わります。
また、点数制度には知的財産などの必須項目も含まれています。
講習を受けるだけで、すべてのビザ要件を自動的に満たせるわけではありません。
実際には
海外に住むソフトウェアエンジニアが、AI関連の事業を韓国で始めたいと考えているとします。
大学卒業資格があり、事業アイデアも準備できています。
最初は、
「このままD-8-4を申請できるだろう」
と思うかもしれません。
しかし、公的な要件を確認すると、学歴だけでは十分ではありません。
必要な点数と、必須項目を満たして初めて申請できることが分かります。
そこで初めて、
- 必要書類を準備する
- OASISの受講計画を立てる
- 知的財産を活用できるか確認する
という具体的な準備が始まります。
D-10-2創業準備ビザから始める人もいる
海外から直接D-8-4を目指す人もいれば、まず創業準備を行う人もいます。
公的案内
一部の外国人起業家は、まずD-10-2創業準備ビザを利用して韓国へ入国します。
この期間中に、
- OASISプログラムへの参加
- 事業計画書の準備
- 韓国法人の設立準備
- 知的財産の準備
- D-8-4申請に必要なその他の要件
などを進めることがあります。
ただし、D-10-2ビザを取得しただけでD-8-4が保証されるわけではありません。
D-8-4申請時には、その時点で適用される要件を満たしている必要があります。
ここが重要です
海外の起業家にとって、本当の準備は韓国へ到着してから始まるわけではありません。
飛行機に乗る前から始まっています。
出国前に準備しておく資料としては、例えば次のようなものがあります。
- 大学卒業証明書
- 必要な場合のアポスティーユまたは領事認証
- 事業構想に関する資料
- 保有している知的財産に関する資料
- 現在の点数状況についての基本的な理解
こうした準備ができていると、韓国到着後の計画も立てやすくなります。
渡韓前に確認したいチェックリスト
韓国へ移住する時期を決める前に、次の点を確認してみましょう。
- 学歴などの資格要件を満たしているか。
- 現在、自分は何点あるのか。
- 不足している点数は、どのOASISプログラムで補えそうか。
- 必須項目として活用できる知的財産はあるか。
- D-10-2創業準備ビザから準備した方がよいか。
- 韓国法人を設立する準備はできているか。
目的はOASISを修了することではありません。
D-8-4制度で求められる要件を満たした申請を完成させることです。
専門家へ相談するときに聞いておきたいこと
入国・創業支援機関や専門家へ相談する際には、次のように質問すると準備が進めやすくなります。
「私の学歴、創業経験、知的財産を基準にすると、現在の創業移民点数はどのくらいですか。不足している必須項目は何で、どのOASISプログラムを受講するとD-8-4技術創業ビザの要件に近づけますか。」
最初に現在の点数を把握しておくことは、計画なしに講習を受け始めるよりも役立つ場合があります。
確認時点
この記事は2026年7月時点で公開されている案内を基に作成しています。
OASISプログラム、創業移民点数制度、ビザ要件は変更される場合があります。申請前に最新の公的案内をご確認ください。
事実確認に使用した資料
- Global Startup Immigration Center(OASIS)
- OASIS創業移民点数制度
- 法務部 D-8-4・D-10-2ビザ案内
- OASIS公式申請・利用案内
公的情報源
- Global Startup Immigration Center(OASIS)
- 韓国法務部
- 韓国中小ベンチャー企業部(MSS)
免責事項
この記事は一般的な情報提供を目的としており、法律、ビザ、創業に関する個別の助言ではありません。
D-8-4およびD-10-2ビザの可否は、申請者の資格、提出書類、創業計画、申請時点で適用される制度によって判断されます。最新の要件は必ず公的機関でご確認ください。
➡ Next :
⬅ Previous : 韓国 自動車 持ち込み 税金|輸送する?
