[JP] 韓国国籍があると外国人学校には入れない?海外在住の家族が知っておきたい入学資格
| 韓国の外国人学校とインターナショナルスクールについて調べる海外在住の家族。 |
「子どもはカナダと韓国の二重国籍です。韓国の外国人学校に入れますか?」
海外で暮らしている韓国系の家族から、よく聞かれる質問です。
韓国国籍があるなら外国人学校には入れない。
反対に、
外国のパスポートがあれば問題なく入学できる。
そう考えている人も少なくありません。
しかし、実際にはどちらも必ずしも正しいとは言えません。
韓国の外国人学校やインターナショナルスクールの入学資格は、
- 子どもの国籍
- 海外での居住歴
- 保護者の状況
- そして、どの種類の学校を受験するのか
によって変わることがあります。
シンガポールで数年間暮らしていた家族が、ソウルへの帰国を決めたとします。
学校を調べ始めると、
「外国人学校」
「インターナショナルスクール」
という言葉が何度も出てきます。
キャンパスは似ている。
授業は英語。
生徒も多国籍。
そのため、多くの家族は「同じ学校のことだろう」と考えます。
ところが、韓国では必ずしも同じではありません。
ここから混乱が始まります。
Official Guidance
韓国の「初・中等教育法(Elementary and Secondary Education Act/초·중등교육법)」および同法施行令では、一定の要件を満たす韓国国籍者について、外国人学校への入学が認められる場合があります。
法令では、韓国国籍を持つ児童・生徒について、原則として海外に通算3年以上居住した経歴など、一定の条件を確認する仕組みが設けられています。
Executive Commentary
ここで最初の誤解があります。
韓国国籍があるから、絶対に入学できない。
これは正確ではありません。
一方で、
外国のパスポートがあるから、自動的に入学できる。
これも正確ではありません。
学校はパスポートだけを見るわけではありません。
海外での居住歴や家族関係、提出書類などを確認しながら、入学資格を判断します。
そのため、同じ二重国籍の子どもでも、結果が異なることがあります。
Official Guidance
韓国国籍と外国国籍の両方を持つ子どもについては、学校が入学審査の過程で韓国国籍者としての資格要件を確認する場合があります。
学校は、入学資格の判断に必要な書類の提出を求めることがあります。
Executive Commentary
ここでも、よくある勘違いがあります。
「外国のパスポートだけを提出すれば大丈夫。」
実際には、そう単純ではありません。
韓国国籍も持っている場合、外国のパスポートだけを基準に外国人として扱われるとは限りません。
学校は国籍関係や海外居住歴を確認したうえで、韓国国籍者に適用される入学要件を審査することがあります。
例えば、海外からオンラインで出願を始めたところ、学校からパスポートだけでなく、
- 家族関係を確認する書類
- 海外での居住歴を示す資料
- 保護者の在留や勤務に関する資料
などの提出を求められることもあります。
そのため、二重国籍だから自動的に有利になる、あるいは不利になる、と考えないほうが安心です。
外国人学校とインターナショナルスクールは同じではない
これは非常に重要なポイントです。
日常会話では、
「インターナショナルスクール」
「外国人学校」
を同じ意味で使う人も多くいます。
しかし、法律上は必ずしも同じではありません。
外国人学校として運営されている学校もあります。
済州島や松島などの特別な制度の下で運営されている学校もあります。
また、別の教育制度で運営されている学校もあります。
見た目が似ていても、入学資格が異なる場合があります。
Official Guidance
外国人学校には、法律で定められた範囲で韓国国籍者を受け入れる制度があります。
また、経済自由区域などで運営される外国教育機関については、別の法的枠組みや独自の入学方針が適用されることがあります。
Executive Commentary
そのため、
ある学校では入学できる。
別の学校では条件を満たさない。
このようなことが実際に起こります。
大切なのは、
「韓国国籍か、外国国籍か」
だけではありません。
どの種類の学校なのか。
その学校の入学条件を満たしているのか。
そこを確認することが重要になります。
保護者の国籍やビザは関係ある?
場合によってはあります。
学校によっては、
- 保護者の国籍
- ビザ
- 海外勤務
- 海外居住歴
に関する資料を求めることがあります。
ただし、特定のビザを持っているだけで入学が保証されるわけではありません。
家族全体の状況が審査対象になることがあります。
海外から出願できますか?
多くの学校では、海外から出願手続きを始めることができます。
ただし、学校ごとに方法は異なります。
面接が必要な場合もあります。
追加書類を求められる場合もあります。
そのため、
「どの学校も同じ手続きだろう」
と考えないほうが安心です。
パスポートだけで判断しないこと
本当に大切な質問は、
「韓国のパスポートを持っているか。」
でも、
「外国のパスポートを持っているか。」
でもありません。
むしろ、
自分たちが申し込む学校はどの種類の学校なのか。
その学校の入学条件を満たしているのか。
ここを確認することが、韓国への引っ越し前の大きな混乱を防ぐ近道になります。
専門家に相談する前に確認したい質問
- 子どもの海外居住歴は学校の条件を満たしているか。
- 二重国籍は入学審査にどのような影響があるか。
- この学校は外国人学校なのか、それとも別の制度の学校なのか。
- 保護者の国籍やビザは審査に関係するか。
- 海外に住んだまま出願手続きを始められるか。
この構造を理解しておくだけでも、学校や教育コンサルタントとの相談がずっと進めやすくなります。
Effective Date
Fact-checked: July 2026
Fact-Check Materials Used
- 初・中等教育法
- 初・中等教育法施行令
- 教育部案内資料
- 国家法令情報センターの外国人学校・外国教育機関関連資料
Official Sources
- Ministry of Education
- Korea Law Information Center
- Korea Institute for Curriculum and Evaluation
Disclaimer
この記事は公開されている公式資料をもとにした事前理解ガイドです。法律・教育アドバイスを提供するものではありません。入学資格や必要書類は学校や個別の事情によって異なります。実際の出願前には、必ず各学校へ直接確認してください。
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